iPhoneの分割審査に落ちた!携帯ローンが組めない理由と対処法【2019年更新】

「iPhoneXの分割審査に通らなかった」と悩んでいませんか?

実は、スマホを分割で購入するときには必ず審査があり、この審査をクリアできなければスマホの契約をすることができません。

当然ですが、通信会社に聞いてもどんな審査をするかは教えてはくれません。ドコモやau分割審査は意外と厳しいです。

通信会社によって全く同じ審査基準ではありませんが、ある程度は同じような基準で審査をしています。私は大手携帯電話会社で働いていたことがあるので分かります。

この記事では「スマホの分割購入ではどのような審査をしているのか」「スマホの審査対策」について解説していきます。

記事を読み終えると、iPhoneXなどのスマホ分割審査に落ちないように対策を立てることができるようになります。

スマホの審査に落ちる時は「分割購入」する時だけ

IPhoneなどスマホの分割審査で落ちている人が多い

iPhoneなどのスマホや携帯電話を契約に行くと、新規契約や機種変更のどちらでもそうですが、「一括購入」か「分割購入」を選ぶことになります。

一括購入する場合は問題ないのですが、分割購入の審査に落ちる人が増えています。

「それなら一括購入すればいいんでしょ」という声が聞こえてきそうですが、最近のスマホは「高い」です。

現在のiPhoneの新機種は「iPhone XS」ですが、アップルの公式サイトで調べるとこの値段でした。

  • 「iPhone XS Max(128GB)」141,800円(税別)
  • 「iPhone XS(258GB)」129,800円(税別)
  • 「iPhone XR(258GB)」101,800円(税別)
  • 「iPhone 8(258GB)」106,920円円(税別)

・・・高い!なかなかスマホは一括では買えない値段になってきましたね。

新型iPhone11シリーズの公式情報が発表されたので参考までに価格をのせます。2019年9月20日発売です。

  • 「iPhone 11 (64GB)」74,800円(税別)
  • 「iPhone 11 (128GB)」79,800円(税別)
  • 「iPhone 11 (256GB)」90,800円(税別)
  • 「iPhone 11 Pro(64GB)」106,800円(税別)
  • 「iPhone 11 Pro(256GB)」122,800円(税別)
  • 「iPhone 11 Pro(512GB)」144,800円(税別)
  • 「iPhone 11 Pro Max(64GB)」119,800円(税別)
  • 「iPhone 11 Pro Max(256GB)」135,800円(税別)
  • 「iPhone 11 Pro Max(512GB)」157,800円(税別)

もはやiPhoneなどのスマートフォンは10万円もする高級品ですから、分割購入は避けて通れなくなってきています。それなのに分割購入の審査で落ちてしまう人が後を絶ちません。

ネット上を見ても、「携帯の分割審査が通りませんでした」、「iPhoneを買おうとしたら審査に落ちました」といった声が非常に多いです。

分割購入の審査に通らないとスマホの契約はできません。

では、分割購入の審査に落ちる原因は何なのか説明していきます。

スマホや携帯の分割審査に落ちる3つの理由

携帯の分割審査に落ちる理由は

iPhoneなどの携帯分割審査に落ちる理由は下記の3つです。

  • 携帯電話料金の支払を滞納している
  • 過去に金融事故を起こしてブラックリストになっている
  • クレジットヒストリーに問題がある

原因1:携帯電話料金の支払を滞納している

携帯の分割審査に通らない原因のトップは間違いなく料金不払いでしょう。

みなさんが思っている以上に、携帯会社は料金の滞納を嫌っています。もう少し詳しく見ていきましょう。

スマホの料金を現在滞納中である

現在、携帯料金を滞納中の人は間違いなく審査に通りません。

スマホの料金を過去に滞納していたことがある(支払い状況が悪い)

携帯会社は審査の際に、その人の過去の支払履歴を見ます。現在支払い滞納がなくても、過去の支払状況が悪い人は審査で不利になります。

少し支払いが遅れるくらいであればたいして問題ではありません。

ですが、毎回支払督促のはがきが来てからしか払わなかったり、強制解約寸前まで払ってなかったような過去がある人は審査でとても不利になります。

スマホの強制解約されたことがある

支払い督促が来ても支払いをせずに強制的に解約された人は、分割で携帯を買うのはかなりきびしいでしょう。

原因2:過去に金融事故を起こしてブラックリストになっている

NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯会社は、2010年に施行された「改正割賦販売法」により個人信用情報機関に登録するようになりました。

個人信用情報機関には、個人のクレジットカードやローンなどの利用履歴、それにともなう個人情報(住所・氏名・年齢など)が登録されています。

クレジットやローンの新規申し込みの際に登録される「申込情報」、契約締結後に登録される「クレジット情報」、利用途上の際に登録される「利用記録」で構成されています。また、CICに登録されている信用情報は、情報の種類ごとに一定の期間登録され、期間が過ぎた情報は自動的に抹消されます。
(引用元:個人信用情報機関CIC


CICに登録している携帯会社
・NTTドコモ(docomo)
・KDDI(au)
・ソフトバンク(SoftBank)
※CICは主にクレジットカード会社系が登録している信用情報機関です
JICCに登録している携帯会社
・ソフトバンク(SoftBank)
※jiccは主に消費者金融系が登録している信用情報機関です

ブラックリストや信用情報機関など、この辺りの話は少し専門的で難しく感じるかもしれません。

そういったかたは少し読み飛ばして、スマホ分割審査の対処法のところだけでも目を通すようにしてください。

過去に自己破産などの債務整理をしている

債務整理の情報は信用情報機関に金融事故情報として登録されます。この情報が登録されていれば、一般的にブラックリストと言われます。

  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 延滞(滞納)

実際にブラックリストがあるわけではなく、信用情報機関にこのような金融事故情報が載っているとブラックリストと呼ばれています。

携帯電話端末の支払い滞納している

以前に「iPhone」などのスマホを分割購入した分を滞納している状態です。通話料金などではなくスマホの機種代の料金のことです。

信用情報機関に登録されているとブラックリスト扱いになりますので、これは審査でかなりのマイナス情報となります。

奨学金の滞納をしている

奨学金の滞納も、信用情報機関であるCICに登録されるようになりました。奨学金の滞納も信用情報機関に登録されているとブラックリスト扱いになります。

携帯会社は3社ともCICを見ますので、NTTドコモで滞納してることはソフトバンクやauにもバレます。

原因3:クレジットヒストリーに問題がある

クレジットヒストリー(通称:クレヒス)はCICに登録されている過去の支払い履歴のことです。

クレジットヒストリー(クレヒス)の確認

少し見にくいですが、これはCICの登録情報です。赤の四角のところが過去の支払い履歴で、一番左が最新、一番右が24か月前です。

ここに書いてある支払い履歴のことをクレヒスと呼んでいます。

クレジットカードなどの利用状況が悪い

クレジットカードを利用すると、先ほどの支払履歴のところにマークがつきます。

正常に支払いされると「$」、支払滞納があれば「A」と記載されます。当然ですが、全部に「$」がついていると評価が高いです。

しかし、CICの支払い履歴に「A」が多数あった場合、どう判断されるでしょうか?

「この人はよく支払い滞納している危険人物」と判断されてしまいます。当然ですが携帯分割審査に不利になります。

クレジットヒストリーが何もないホワイトである

「ホワイト」というのは、先ほどのクレヒスに何も書いてない状態の人を指します。「スーパーホワイト」などとも呼ばれます。

「ホワイト」と「スーパーホワイト」の違い


「ホワイト」とは
過去に金融事故を起こしているため、クレジットカードなどが利用できずに信用情報が真っ白
「スーパーホワイト」とは
現金主義などでクレジットカードを利用してこなかったため、信用情報が真っ白

支払滞納のマークである「A」がないので、意外と評価が高そうな気がしてしまいますが、何も情報がないことで審査に不利になります。特に年代が上がるほど審査落ちするリスクが高まります。

例えば30代、40代ともなれば、クレジットカードで買い物くらいはするでしょう。しかし、クレヒスを見る限りそのような情報がない。

「この人は以前に問題を起こした人なのではないだろうか?」と判断される可能性があります。

「ホワイト」も「スーパーホワイト」もどちらも携帯の分割審査には不利です。

iPhoneなどスマホ分割審査への対処法

携帯電話の分割審査の対処法

今まで審査に落ちる理由を説明してきました。ある程度、自分が何が原因で審査落ちしているか分かってきたと思います。

ここからは、具体的にどうすれば携帯の分割審査に通るようになるのかについて説明していきます。

対処法1:携帯電話料金の支払を滞納している場合

「現在料金の滞納がある人」は、まずは料金を全額支払うことです。携帯キャリアのショップに行って未納分を全額支払いましょう。

そうすれば分割購入審査に通る可能性があります。

「過去に滞納していた人」も未納分があるなら全額支払ってからではないと審査には通らないでしょう。

「強制解約されたことがある人」または「それに近い人」は、正直に言って分割購入審査に通る可能性はほとんどないでしょう。

他の迷惑をかけていない携帯会社に行ったほうがいいかもしれません。

どうしてもその携帯会社で契約したいならば、現金やクレジットカードでスマホを一括購入してください。

そして利用料金の支払いを口座振替の引き落としに設定して、絶対に遅れることのないように支払いを続けてください。

そうすれば2~3年後には分割購入審査に通る可能性がでてきます。現状ではそれほどに信用がない状態であることを認識してください。

対処法2:過去に金融事故を起こしてブラックリストになっている場合

信用情報機関から金融事故情報が消えれば、ブラックリストではなくなります。

債務整理の情報は事実の発生日から5年、滞納は完済日から5年たてば自動的に信用情報機関から金融事故情報は消されます。

詳しくは過去記事の「ブラックリストはいつ消えるのか?」を参考にどうぞ。

しかし考え方を変えると、5年間も待たないとブラックリストは消えてくれません。この状態だとクレジットカードや銀行のローンなどの審査には通らないでしょう。

では携帯キャリアはどうでしょうか?

ネットでは「ブラックだとiPhoneの審査に通らない」といった意見が多かったりします。しかし、本当にそうでしょうか?

そうなると自己破産の人は、5年間は携帯電話を新規で契約することも機種変更をすることもできなくなります。一括購入をすればいいのでしょうが、自己破産をするような人であれば支払いが少しきついでしょう。

実は、ブラックでも携帯の分割審査には通ることは可能です。

特にNTTドコモとauは、携帯会社に迷惑をかけていなければ、ブラックリストの人でも審査に通る可能性はあります。ソフトバンクは3社の中ではきびしい印象を受けます。

実際に自己破産をした知人がソフトバンクで分割審査に落ちました。そのあとでNTTドコモに行ったのですが、無事に審査に通ったことがあります。

現在ブラックリストの人は、NTTドコモかauを狙ったほうがいいと思います。

債務整理や滞納などで携帯キャリアに迷惑をかけていた場合は、分割購入は難しいと思います。

自分で信用情報をチェックすればブラックリストか分かる

自分がブラックリストか心配な人は、直接CIC、JICCの公式サイトで情報開示について確認してみましょう。
インターネット開示、郵送開示、窓口開示とそれぞれありますので、自分にあった方法を選び開示手続きをしてください。

手数料として500円~1,000円ほどかかります。

対処法3:クレジットヒストリーに問題がある場合

クレヒスに問題がある人は正常に支払いされると支払滞納の「A」マークがあるはずです。これを正常に支払いされた「$」マークに変えてしまいましょう。

クレヒスのマスは全部で24個あり、24か月分が記載されています。そして25か月目のマークは押し出されて消えます。

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$A

↓(押し出される)

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

正常な支払いを続ければ、最長でも24か月で全部「$」マークにすることができます。

最近の滞納の場合は約2年ほど我慢が必要ですが、2年近く前の「A」マークであれば2、3か月で「$」マークに変えることが可能です。

クレヒスがない「ホワイト」の人は、まずはクレヒスをつけることです。

クレジットカードで買い物するなどして2、3か月でも「$」マークをつけましょう。それだけで全然評価が違ってきます。

現在ブラックリスト入りしている人向けの記事「ブラックでも持てるクレジットカードはある?」も興味のあるかたは読んでください。

それから、ブラックリストの項目でも話をしましたがこちらも同じで、クレヒスに問題があっても携帯の分割審査に通ることがあります。

多少クレヒスにキズがついていたとしても、NTTドコモやauの場合は分割審査に通す傾向があります。

しかし、「携帯料金を滞納した」、「携帯電話を分割で購入したが支払滞納した」など、携帯会社に直接迷惑をかけたような場合は審査に通らないことを覚悟したほうがいいでしょう。

そうなるとスマホを一括購入して、利用料金の支払いを口座振替の引き落としにして信頼が回復するまで支払いを続けてください。

対処法4:10万円未満の機種を選ぶ

10万未満の分割審査は簡易審査ですみます。

家電や携帯電話など、店頭販売であって、比較的少額(10万円以下)の生活に必要な耐久消費財に係る個別クレジット契約については、延滞していないこと等を確認することを条件に、支払可能見込額調査を行いません。
(引用:経済産業省「早わかり改正割賦販売法」

信用情報や自社の支払履歴をチェックして、大きな問題がなければ分割審査は通ります。

まとめ:スマホの分割審査に通ることは難しくない

上記で説明したとおり、適切に対処すればスマホの分割審査に通ることは難しくないことが分かったと思います。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

スマホの分割審査のまとめ
  1. 携帯電話料金の支払いを滞納している
    →新規契約でも機種変更でも必ず滞納分を支払い終えてから申し込む
  2. 過去に金融事故を起こしてブラックリストになっている
    →金融事故情報が消えるまで待つ
    →直接問題を起こしていなければ審査に通る携帯キャリアもある(ソフトバンク以外)
  3. クレジットヒストリーに問題がある
    →クレジットカードで買い物をするなど、まずはクレヒスをつけること

iPhoneなどスマホが高額になってきたせいで分割購入者が増えています。それに比例するかのように分割審査に通らない人も増えてきました。

しかし、「何となく審査に落ちた」ということはありません。必ず審査に落ちる理由があります。

「現状ではどうしても分割審査に通るのは難しい」という状況であれば、スマホや携帯を一括で購入して、料金を遅れずに払い続けましょう。

そうすれば信用が回復して、今後は携帯の分割審査に通るようになります。