ブラックリストはいつ消えるのか? | ブラック登録期間のまとめ

「クレジットカードが作れない」
「カードローンの審査に落ちた」
「iphoneを分割購入できない」

このような人たちはブラックリストに載っている可能性があります。

ブラックリストに載っていると、審査に落とされる可能性がかなり高くなります。ごく一部の消費者金融やクレジットカード会社以外には審査に通らないでしょう。

ですが、ブラックリストに登録されていることが審査に落ちている原因であれば、ブラックリストではなくなれば審査に通る可能性があります。

こちらでは、「ブラックリストに登録される原因」や「どれくらいの期間登録されるのか」といった説明をしていきます。

ブラックリストとは何か?

そもそもブラックリストとは何なのでしょうか?そしてどこに登録されているのでしょうか?

実は、ブラックリスト自体は存在しません。

「この人は自己破産をしましたよ」といった金融事故情報が、信用情報機関というところに登録されていて、その情報を見た消費者金融やクレジットカード会社が「審査に落とす」というわけです。

ブラックリストとは信用情報機関に登録されている金融事故情報のことで、ブラックリストという謎のリストが存在するわけではありません。

ですが説明を分かりやすくするために、ブラックリストという言葉を使わせてもらいます。

個人信用情報機関

信用情報機関は下記の3社があります。ここに金融事故情報が登録されています。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

消費者金融やクレジットカード会社は、自分の会社が登録している信用情報機関の情報だけ見ることができます。

例えば消費者金融プロミスなら、JICCとCICに登録していますので、この2社に登録されている金融事故情報が見れます。KSCには登録していないので情報は見れません。

ブラックリストが登録される期間

金融事故情報が登録される期間は信用情報機関によって異なります。
登録されている間は、カードローンやクレジットカードの審査がかなり厳しくなると思ってください。

CICJICCKSC
延滞(滞納)5年1年5年
任意整理掲載なし5年掲載なし
個人再生掲載なし5年10年
自己破産5年5年10年
強制解約記載なし5年5年
代位弁済5年記載なし5年

(参考:CICが保有する信用情報登録内容と登録期間(JICC)情報の登録期間(KSC)

さらに、この金融事故情報は個人信用情報機関3社で情報共有を行っています。
「CRIN」と「FINE」という交流ネットワークを使い、自社にない金融事故情報でも見れるようになっています。
※「CRIN」と「FINE」ですべての金融事故情報をやり取りしているわけではありません

ブラックリストの種類

先ほどの表を見て、ブラックリストにもいろいろ種類があることが分かったと思います。1つずつ説明していきます。

延滞(滞納)ブラック

「延滞」とは滞納情報のことです。

カードローンやクレジットカードの支払いが遅れたり、払わないなどをした場合に登録されます。

金融事故情報の中で一番多く、ブラックリストの代表といったところでしょうか。

「ちょっと返済遅れるけど、まあいいや!」といった人が意外に多く、自己破産などの債務整理と違い、本人にブラックリストの自覚がない場合もあります。

「延滞」自体は、支払いを済ませればなくなります。しかし、事故情報はそう簡単に消えません。表にあるように、「返済を全部済ませてから5年」といった長い期間登録させてしまいます。

「滞納」を軽く考えないようにしてください。支払いの滞納をしたせいで「5年間もカードローンやクレジットカードの審査に通らない」という人が非常に多いです。

債務整理ブラック

「債務整理」とは、法的に借金を整理することです。任意整理、個人再生、自己破産などがあります。

特に自己破産と個人再生は、KSCに10年もの間登録されます。KSCを見るのは主に銀行ですので、自己破産をすると10年間は住宅ローンを組めなくなります。

任意整理をした場合、登録されるのはJICCのみで、CICとKSCには「任意整理をした」という情報はありません。

ですが任意整理をすると、銀行が保証会社から代位弁済を受ける場合があります。その場合は代位弁済でKSCに5年間登録されます。

債務整理ブラックは5年~10年もの間ブラックリストとして登録されることになります。しかし、自力で返済できないような借金がある場合は、債務整理をして、人生の再スタートを切ってください。

「借金を苦にした自殺」などのニュースがよく出ていますが、債務整理をすればかなりの借金問題は解決します。債務整理を考えている人は法律事務所に相談に行ってください。

強制解約ブラック

「強制解約」は消費者金融やクレジットカード会社などが契約を強制的に解約することです。カードローンの解約、クレジットカードの強制退会などが一般的です。

実は、強制解約ブラックになっている人はそう多くはありません。

消費者金融やクレジットカード会社は簡単には強制解約をしないことが理由です。それでも強制解約される人は後を絶ちません。

代位弁済ブラック

契約者が支払い不能になった場合に、保証会社が代わりに支払いをした場合に登録されます。

「保証会社が代わりに支払いをした」といっても、契約者の借金の相手が変わっただけです。契約者の借金自体は、支払う相手が変わっただけで金額はそのままです。

一般的に3か月以上の滞納で代位弁済は行われます。

CICでは「代位弁済」ではなく「保証履行」という言葉を使っています。

まとめ

ブラックリストというリストは実際には存在しません。信用情報機関に登録されている金融事故情報を見て「ブラックリスト」と判断しているだけです。

消費者金融やクレジットカード会社の審査では、まず信用情報機関の情報を見ます。そこで「ブラックリストではないか」というチェックをします。

ブラックリストに載ってしまうと、ごく一部の消費者金融やクレジットカード以外では審査に通りませんので注意してください。

もし「滞納」や「債務整理」などで信用情報機関に登録されてしまった人は、その情報が消えるまで待つしかありません。

自己破産や個人再生のように長い場合は10年間も登録されます。ブラックリストに載らないためにも、無理のない生活を送り、毎月遅れず支払いをしてください。