iPhone

携帯電話やスマホを分割で購入する時は、新規契約や機種変更のどちらでも審査をされることになります。一括購入する場合は審査はありません。

しかし、この分割購入の審査で落ちる人が増えています。

「それなら一括購入すればいいんでしょ」という声が聞こえてきそうですが、最近のスマホは「高い」です。

現在のiPhoneの新機種は「iPhone7」ですが、いくらか知っていますか?

「iPhone7」をアップルの公式サイトで調べるとこの値段でした。


  • 「iPhone7(128GB)」83,800円(税別)
  • 「iPhone7(258GB)」94,800円(税別)

258GBは税込みなら10万円以上します!なかなかスマホは一括では買えない値段になってきましたね。

もはや携帯電話は10万円もする高級品ですから、分割購入は避けて通れなくなってきています。それなのに分割購入の審査で落ちてしまう人が後を絶ちません。

ネット上を見ても、「携帯の分割審査が通りませんでした」、「iPhoneを買おうとしたら審査に落ちました」といった声が非常に多いです。

そういった人たちのために、「審査に落ちる原因」と「その対処法」について説明していきます。

携帯電話料金の支払を滞納している

携帯の分割審査に通らない原因のトップは間違いなくこれでしょう。

みなさんが思っている以上に、携帯会社は料金の滞納を嫌っています。もう少し詳しく見ていきましょう。

現在滞納中

現在、携帯料金を滞納中の人は間違いなく審査に通りません。

過去に滞納していた(支払い状況が悪い)

携帯会社は審査の際に、その人の過去の支払履歴を見ます。現在支払い滞納がなくても、過去の支払状況が悪い人は審査で不利になります。

トラブル

少し支払いが遅れるくらいであればたいして問題ではありません。ですが、毎回支払督促のはがきが来てからしか払わなかったり、強制解約寸前まで払ってなかったような過去がある人は審査でとても不利になります。

強制解約されたことがある

支払い督促が来ても支払いをせずに強制的に解約された人は、分割で携帯を買うのはかなりきびしいでしょう。

対処法

「現在料金の滞納がある人」は、まずは料金を全額支払うことです。携帯キャリアのショップに行って未納分を全額支払いましょう。そうすれば分割購入審査に通る可能性があります。

「過去に滞納していた人」も未納分があるなら全額支払ってからではないと審査には通らないでしょう。

「強制解約されたことがある人」、「またはそれに近い人」は、正直に言って分割購入審査に通る可能性はほとんどないでしょう。他の迷惑をかけていない携帯会社に行ったほうがいいかもしれません。

どうしてもその携帯会社で契約したいならば、現金やクレジットカードでスマホを一括購入してください。そして利用料金の支払いを口座振替の引き落としに設定して、絶対に遅れることのないように支払いを続けてください。

そうすれば2~3年後には分割購入審査に通る可能性がでてきます。現状ではそれほどに信用がない状態であることを認識してください。

金融事故を起こしてブラックリストになっている

NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯会社は、2010年に施行された「改正割賦販売法」により個人信用情報機関に登録するようになりました。

個人信用情報機関には、個人のクレジットカードやローンなどの利用履歴、それにともなう個人情報(住所・氏名・年齢など)が登録されています。

クレジットやローンの新規申し込みの際に登録される「申込情報」、契約締結後に登録される「クレジット情報」、利用途上の際に登録される「利用記録」で構成されています。また、CICに登録されている信用情報は、情報の種類ごとに一定の期間登録され、期間が過ぎた情報は自動的に抹消されます。


CICに登録している携帯会社
・NTTドコモ(docomo)
・KDDI(au)
・ソフトバンク(SoftBank)
 ※CICは主にクレジットカード会社系が登録している信用情報機関です
JICCに登録している携帯会社
・ソフトバンク(SoftBank)
 ※jiccは主に消費者金融系が登録している信用情報機関です

ブラックリストや信用情報機関など、この辺りの話は少し専門的で難しく感じるかもしれません。そういったかたは少し読み飛ばして、対処法のところだけでも目を通すようにしてください。

自己破産などの債務整理をした

債務整理の情報は信用情報機関に金融事故情報として登録されます。この情報が登録されていれば、一般的にブラックリストと言われます。


  • 任意整理
  • 個人再生
  • 自己破産
  • 延滞(滞納)

実際にブラックリストがあるわけではなく、信用情報機関にこのような金融事故情報が載っているとブラックリストと呼ばれています。

携帯電話端末の支払い滞納

iPhone

以前に「iPhone」などのスマホを分割購入した分を滞納している状態です。信用情報機関に登録されているとブラックリスト扱いになります。

これは審査でかなりのマイナス情報となります。

奨学金の滞納

奨学金の滞納も、信用情報機関であるCICに登録されるようになりました。奨学金の滞納も信用情報機関に登録されているとブラックリスト扱いになります。

携帯会社は3社ともCICを見ますので、NTTドコモで滞納してることはソフトバンクやauにもバレます。

対処法

信用情報機関から金融事故情報が消えれば、ブラックリストではなくなります。

債務整理の情報は事実の発生日から5年、滞納は完済日から5年たてば自動的に信用情報機関から金融事故情報は消されます。

しかし考え方を変えると、5年間も待たないとブラックリストは消えてくれません。この状態だとクレジットカードや銀行のローンなどの審査には通らないでしょう。

では携帯会社はどうでしょうか?

ネットでは「ブラックだと携帯の審査に通らない」といった意見が多かったりします。しかし、本当にそうでしょうか?

そうなると自己破産の人は、5年間は携帯電話を新規で契約することも機種変更をすることもできなくなります。一括購入をすればいいのでしょうが、自己破産をするような人であれば支払いが少しきついでしょう。

実は、ブラックでも携帯の分割審査には通ることは可能です。

特にNTTドコモとauは、携帯会社に迷惑をかけていなければ、ブラックリストの人でも審査に通る可能性はあります。ソフトバンクは3社の中ではきびしい印象を受けます。

実際に自己破産をした知人がソフトバンクで分割審査に落ちました。そのあとでNTTドコモに行ったのですが、無事に審査に通ったことがあります。

現在ブラックリストの人は、NTTドコモかauを狙ったほうがいいと思います。

債務整理や滞納などで携帯会社に迷惑をかけていた場合は、分割購入は難しいと思います。

自分の信用情報を調べる方法

直接CIC、JICCの公式サイトで情報開示について確認してみましょう。インターネット開示、郵送開示、窓口開示とそれぞれありますので、自分にあった方法を選び開示手続きをしてください。

手数料として500円~1,000円ほどかかります。



クレジットヒストリーに問題がある

クレジットヒストリー(通称:クレヒス)はCICに登録されている過去の支払い履歴のことです。

クレジットヒストリー

少し見にくいですが、これはCICの登録情報です。赤の四角のところが過去の支払い履歴で、一番左が最新、一番右が24か月前です。

ここに書いてある支払い履歴のことをクレヒスと呼んでいます。

クレジットカードなどの利用状況が悪い

クレジットカードを利用すると、先ほどの支払履歴のところにマークがつきます。

正常に支払いされると「$」、支払滞納があれば「A」と記載されます。当然ですが、全部に「$」がついていると評価が高いです。

しかし、CICの支払い履歴に「A」が多数あった場合、どう判断されるでしょうか?

「この人はよく支払い滞納している危険人物」と判断されてしまいます。当然ですが携帯分割審査に不利になります。

ホワイトである

「ホワイト」というのは、先ほどのクレヒスに何も書いてない状態の人を指します。「スーパーホワイト」などとも呼ばれます。

「ホワイト」と「スーパーホワイト」の違い


ホワイト
過去に金融事故を起こしているため、クレジットカードなどが利用できずに信用情報が真っ白
スーパーホワイト
現金主義などでクレジットカードを利用してこなかったため、信用情報が真っ白

支払滞納のマークである「A」がないので、意外と評価が高そうな気がしてしまいますが、何も情報がないことで審査に不利になります。特に年代が上がるほど審査落ちするリスクが高まります。

クレジットカード

例えば30代、40代ともなれば、クレジットカードで買い物くらいはするでしょう。しかし、クレヒスを見る限りそのような情報がない。

「この人は以前に問題を起こした人なのではないだろうか?」と判断される可能性があります。

「ホワイト」も「スーパーホワイト」もどちらも携帯の分割審査には不利です。

対処法

クレヒスに問題がある人は正常に支払いされると支払滞納の「A」マークがあるはずです。これを正常に支払いされた「$」マークに変えてしまいましょう。

クレヒスのマスは全部で24個あります。つまり24か月分が記載されています。25か月目のマークは押し出されて消えます。

正常な支払いを続ければ、最長でも24か月で全部「$」マークにすることができます。

最近の滞納の場合は約2年ほど我慢が必要ですが、2年近く前の「A」マークであれば2、3か月で「$」マークに変えることが可能です。

クレヒスがない「ホワイト」の人は、まずはクレヒスをつけることです。クレジットカードで買い物するなどして2、3か月でも「$」マークをつけましょう。それだけで全然評価が違ってきます。

それから、ブラックリストの項目でも話をしましたがこちらも同じで、クレヒスに問題があっても携帯の分割審査に通ることがあります。

多少クレヒスにキズがついていたとしても、NTTドコモやauの場合は分割審査に通す傾向があります。

しかし、「携帯料金を滞納した」、「携帯電話を分割で購入したが支払滞納した」など、携帯会社に直接迷惑をかけたような場合は審査に通らないことを覚悟したほうがいいでしょう。

そうなるとスマホを一括購入して、利用料金の支払いを口座振替の引き落としにして信頼が回復するまで支払いを続けてください。

まとめ

スマホが高額になってきたせいで、携帯の分割購入者が増えています。それに比例するかのように分割審査に通らない人も増えてきました。

しかし、「何となく審査に落ちた」ということはありません。必ず審査に落ちる理由があります。

初めのほうで説明しましたが、やはり分割審査に落ちる一番の原因は「携帯料金の滞納」です。新規契約でも機種変更でも必ず滞納分を支払い終えてからにしましょう。

「携帯料金の滞納」がないのに分割審査に通らない人は、信用情報にキズがついていてブラックリストになっている可能性があります。クレヒスが問題になっている場合もあります。

ですが、ブラックリストでもクレヒスがない「ホワイト」であっても、適切に対処すれば携帯の分割審査に通る可能性はあります。

「現状ではどうしても分割審査に通るのは難しい」という状況であれば、スマホや携帯を一括で購入して、料金を遅れずに払い続けましょう。そうすれば信用が回復して、分割審査に通るようになります。



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