「消費者金融のカードローンくらい通るだろう」

そう考えて申し込んだら、まさかの審査落ち・・・

消費者金融の担当者に、審査に落ちた理由を聞いても教えてもらえませんでした。

これは、私の体験談です。
もう5年以上も前のことですが、とてもショックだったことを覚えています。

しかしそのおかげか、審査に関する知識はかなりつきました。
実際に申し込みをした人の体験談をお金を払って募集したり、元消費者金融の人に取材したり、本や決算報告書を読んだりしましたから。

カードローンの審査に落ちたとしても、直接、審査落ちした理由は教えてもらえません。
ですが、「どんな理由で審査に落ちたか」ということは、ある程度は予想できます。
この記事では「なぜ審査に落ちたか」、「これからどうすればいいか」について説明していきます。

消費者金融の簡易審査

消費者金融の公式サイトを見てみると、「○秒診断」というものがあります。
これが「簡易審査」です。

「審査」ではなくただの「診断」

「簡易審査」は「審査」という名前がついていますが、実際に消費者金融が、直接審査をしているわけではありません。

入力した項目をもとに、コンピューターで「借り入れるかどうか診断します」といったレベルの簡易的なものです。

実際にやってみる

モビット10秒診断

それでは、実際にこの「簡易審査」をやってみましょう。

今回は「モビットの10秒診断」を試してみます。
入力する項目はこの3つです。

  1. 生年月日
  2. 税込年収
  3. 現在他社借入金額

入力すると、下記の回答が返ってきます。
実はこの2種類しかありません。

「ご融資可能と思われます。」
通常はこちらの回答が返ってくるはずです。「簡易診断では問題ありません」ということになります。
「申し訳ございませんが、ご入力いただいた情報では判断できませんでした。」
こちらの回答が返ってきた場合、申し込みをするのを考え直したほうがいいでしょう。
総量規制に引っかかっていますので、審査に落ちる可能性が高いです。
この後の「審査対策のポイント」の「総量規制」で説明します。

審査で見ているのはこの3つだった

カードローンの審査は複雑そうに見えますが、シンプルに考えるとこの3つだけです。

  1. 信用情報
  2. 申込書の内容
  3. 在籍確認

消費者金融が何を見て審査しているかを説明していきます。

信用情報

CICやJICCといった信用情報機関に問い合わせを行い、申込者の信用情報をチェックします。

ブラックリスト

簡単に説明すると、「あなたがブラックリストではないか」を見ています。
「この申込者はブラックリストである」と判断されたら、かなり高い確率で審査に落とされます。

ブラックリストについては下記の記事で詳しく説明していますので、そちらを参考にしてください。

ブラックリストはいつ消えるのか? | ブラックリスト登録期間のまとめ

申込書の内容

「申込書の内容」は消費者金融に申し込んだときに書いたあなたの個人情報です。
そして提出した「収入証明書」や「本人確認書」も見られます。


  • 年齢
  • 年収
  • 借入状況(他社借入件数、他社借入金額)
  • 勤務先の情報(会社の規模や勤続年数など)
  • 保険証の種類
  • 家族構成
  • 居住形態

実際はもっと細かく見ていますが、この申し込み情報をもとに点数がつけられます。
これは「スコアリング」と呼ばれています。

特に「年収」や「勤務先の情報」、「借り入れ状況」などが重要視されて、消費者金融の社内システムによりスコアリングされます。
そのスコアが一定の点数以上なら、「仮審査通過」となります。

スコアリングは点数の合計点で判断されますが、ひとつ問題があります。
それは、「ひとつの項目で一定基準以下の点数に達しない場合、その時点で審査落ちになることがあること」です。
一言でいえば「足きり」です。

例えば、消費者金融が年収の最低合格ライン(足きり)を50万円に設定していたとします。
この場合、他の項目で点数が高くても、年収が50万円以下の場合は審査に通りません。

消費者金融は、すべて平均点を取れるような人を好みます。

在籍確認

電話する

在籍確認は、申込者の勤務先に電話して、本当にそこで働いているかを確認する審査です。

在籍確認については下記の記事でも説明しています。参考にすることで対応しやすくなると思います。

在籍確認で何を聞かれるか? | 会社バレしない在籍確認の対処法まとめ

カードローンの審査に落ちた人は、この在籍確認の電話があったでしょうか?

ここがひとつの分岐点です。

消費者金融も申込者全員に在籍確認の電話をするわけではありません。
審査に通る可能性が高い人にしか電話しないようになっています。

ブラックリストや申込書の内容に問題のある人には在籍確認の電話は基本的にありません。

審査対策のポイント

総量規制

総量規制とは、「年収の3分の1以上の借り入れがある人に融資をしてはいけません」という貸金業法という法律です。

先ほど、「モビットの10秒診断」を試したときに、「申し訳ございません」となった理由はこの総量規制が原因です。

申し込みをする前に、「総量規制に引っかかってないか」は必ずチェックしましょう。
「年収の3分の1以上の借り入れがある人」は消費者金融では審査に通りません。
※おまとめローンなどであれば消費者金融でも融資をしていいことになっています

(借入金額+今回申し込む金額)が年収の3分の1以下になるようにしてください。
借入金額の中に、住宅ローン、自動車ローン、銀行カードローン、クレジットカードでのショッピング等は含まなくて大丈夫です。

他社の借り入れ状況

総量規制と一部同じ内容ですが、総量規制は借入金額だけしか見ていません。
しかし、他社の借り入れ状況で審査されるのは総量規制だけでなく、「借り入れ件数」も重要視されます。

当然ですが、「借り入れ件数」は多いほど審査に不利です。
いろいろなところから借金している人にお金を貸したいとは思わないですよね。

審査に通る確率を上げるためには、借り入れ件数を減らしましょう。

例えばこのような感じです。

「借金100万円(5社から借り入れ)」→「借金100万円(1社から借り入れ)」

これだけで審査に通る確率がかなり上がります。

ブラックリスト

待つ

ブラックリストの人は基本的に、大手消費者金融の審査を通りません。
残念ながら、ブラックリストから消えるのを待つしかありません。

申し込みブラックが原因で審査に落ちているのなら、6か月待てば審査に通る可能性が出てきます。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

「申し込みブラック」で審査に落ちる理由と対策法

限度額

利用限度額を低めに設定することで、審査に通る確率を上げることができます。
限度額が低いと、「貸したお金を返してもらえないリスク」も当然減りますので、消費者金融も審査を通しやすくなります。

利用限度額は審査に通った後で、信用を積み重ねることによって引き上げてもらえます。
「10万円」→「50万円」→「100万円」のように利用限度額を上げることも可能です。

限度額が50万円以下の場合、収入証明書を提出しなくてもいい消費者金融が多いということも覚えておくといいと思います。

まとめ

カードローンに申し込みをして審査に落ちたらショックですよね。
ですが、消費者金融も「何となく審査に落とす」ということはしませんので、審査に落とされる原因が必ずあります。

審査に落ちた理由は、今回紹介した内容のどれかに当てはまる可能性が高いです。
特に「総量規制」と「ブラックリスト」で審査落ちする人は多いので注意してください。

ひとつの項目が致命的に悪いわけでなくても、総合的に判断されて審査落ちすることもあります。
「引っ越し後」や「転職後」など、審査に不利な状況もありますので、少し時間を置くことも考えたほうがいいこともあります。

審査に落ちそうな悪い条件を消していき、またチャレンジしましょう。



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